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《例会》大文字山 里山コース③
山行日
参加者
2021年2月13日(土) 曇りのち時々雨
18名
コースタイム   山科駅8:50――藤尾小学校前9:10――登山口9:20――10:07逢坂山10:15――10:27小関越――10:50如意越――11:20長等山11:32――11:40如意越――12:10藤尾神社12:20――13:10ピーク327m13:20――13:25行者尾根下り――13:46行者谷入り口四ノ宮の搭――14:18待機者と合流14:30――14:44東谷尾根下りーー15:15毘沙門堂――15:38山科駅
 大文字里山コース③は逢坂山と長等山を登り行者尾根を下り、行者谷を登り返して毘沙門堂に下りるルートを、U田ヨさんが設定してくれた。ヨさんとM利さんは藤尾神社からの合流となり、最初からのコース案内は今回もU田イさんにお願いした。
 山科駅の集合し、バスで藤尾小学校前まで行き、ここから歩き始める。住宅地を過ぎて登山道に入る。212mのピークまでは結構急な斜面を登るが、稜線に出て緩いピークをいくつか越えると逢坂山に着く。逢坂山、逢坂の関は以下の様に百人一首に三首読まれている。逢坂の関はここのピークの南東にその跡があるらしい。

◇これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関    蝉丸(第十番)
◇名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣(第二十五番)
◇夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ   清少納言(第六十二番)

 ここには我々以外にも10名ほどの人が登ってきていて、樹林の間から見える大津の町と琵琶湖をバックに写真を撮っていた。我々も例にもれず記念写真を撮る。
 ここから小関越えへ一旦下る。山科と大津をつなぐ道路が通っていて、何台か車が通った。結構使われているようだが、私は通ったことがない。ここから如意越を通り、長等山へと登る。如意越は長等山のすぐ南側にある峠だ。ここから長等山へはほんの数分だ。昼食休憩とする。ヌードルを作って温まる人もいる。出発前に大津の町並みをバックに記念写真を撮る。
 如意越に戻り、ピークをいくつか越えながら藤尾神社へと30分ほど下る。ここでU田ヨさん、M利さんと合流する。しばらく休憩し、327mのピークへ登る。登り始めてすぐ倒木がいっぱいあるところを越えていく。この後、結構急になるが、後ろにいたはずのN端さんがいない。「N端さーん!!」と呼びかけると右の尾根の上から返事があり、尾根をまっすぐ登ったらしい。
 このあたりの稜線を京滋尾根というらしい。327mのピークから緩く登ったり下ったりで、行者尾根の下りになるピークまで行く。S村さん、D口さん、S田さん、U田サさんの4人はここで待つということで、ゆっくり休んでもらう。他の者は行者尾根を下り行者谷を登りに出発する。谷の入り口まで20分ほど下る。サクラソウが白とピンクの二種類咲いていて、癒される。
 柵らしきものの横を通り、谷へと入る。踏み跡はしっかりあり、迷うことはない。これに従って谷筋をどんどん上がって行く。30分ほどで稜線に出て、休んでいた人たちと合流する。この京滋尾根を381mのピークまで辿り、東谷尾根を下る。30分ほどで毘沙門堂まで下る。さらに歩いて山科駅に戻り、今回の山行を終了とする。

この先の登山口へ

登り始める

広い登山道を登る

大津市と琵琶湖をバックに逢坂山で

小関越

児石(ちごいし)

如意越

長等山頂上

藤尾神社

U田さんたちと合流

神社の先から登り始める

327mのピーク

行者尾根を下る

四ノ宮の搭

ピンクのサクラソウ
 
白のサクラソウ
 
行者谷に入る
 
合流して毘沙門堂へ下る
  
  
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