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《届出山行》九州の山旅(後半)
山行日
参加者
2020.11.16(月)~11.24(火)(後半は20日~24日)
4名(内会外2)
11/20(金)曇り 
                多良岳(996m)  経ヶ岳(1076m)
コースタイム
登山口駐車場(8:40)――(10:15)金泉寺――(10:55)多良岳――(12:20)中山越――(13:05)経ヶ岳(13:20)――(14:00)中山越――(15:05)登山口

 道の駅「彼杵」から長崎自動車道で大村まで行き、そこから国道444号線に入り、登山口へ移動。登山口には駐車場が整備され、トイレもある。林道を少し進み登山道へ入る。道標に従って、まず金泉寺を目指す。道標はしっかりしていて迷うことはない。1時間半ほどで金泉寺に着く。ここには立派なお堂の横に、信者が止まるための大きな宿泊所がある。寒いのでカッパを着て、多良岳を目指す。
 ここから多良岳の頂上までは標高差100m程だが、急な岩場があり、鎖も付けられていた。ここは信仰の山で、お堂のすぐ先にはお地蔵さまも祀られている。40分程で頂上に着く。頂上にも石の祠が祀られている。その前で写真を撮って、すぐに下山して、次の経ヶ岳を目指す。金泉寺には戻らず、尾根を隔てた、北側の道を通って縦走路へと入る。
 標識がしっかりしていて、迷うことはない。963mのピークから70m程下り次のピークは東側から西側に鞍部を巻き、890mのピークから100mほど下ると経ヶ岳への鞍部「中山越」に着く。帰りはここから登山口へと下ることになる。
 経ヶ岳へは、ここから270m程登ることになる。急な十山道を45分ほどで頂上に着く。15分ほど、写真を撮ったりしてゆっくり休む。中山越まで戻り、登山口へと下る。ここからの下りにも鎖場があり、慎重に下る。
  「かやぜの湯」 道の駅「みずなし本陣」泊

登山口からすぐの金泉寺への分岐

金泉寺へ

金泉寺

金泉寺にあるお地蔵様

多良岳への登り

鎖場もある

多良岳頂上

金泉寺分岐

経ヶ岳頂上

分岐からの下りにある鎖場

分岐からの下りにある鎖場
 11/21(土)晴れ 
            妙見岳(1333m) 国見岳(1347m)
雲仙普賢岳(1359m)
コースタイム:
仁田峠駐車場(8:25)――(9:15)妙見岳――(9:30)国見岳分岐――(9:45)国見岳――(10:00)国見岳分岐――(10:20)風穴――(11:40)普賢岳――(12:30)登山口
ロープウエー下にある大きな駐車場に車を停め、出発する。駐車場のすぐそばにミヤマキリシマが、まだ咲いていた。ロープウエー駅を右に見て、妙見岳を目指して登る。50分ほどで妙見神社のある頂上に着くが、ピークには登れずその西側の裾を行く事になる。15分で国見岳分岐に着き、ここから国見岳を往復する。40m程の登りで、15分で頂上に着く。写真を撮って戻り、普賢岳の周回コースへと足を進める。
風穴までは20分ほど。平坦な道をゆっくり歩く。風穴は西の風穴と北の風穴がある。涼しい風が吹き出していた。ぐるっと鼻を回り、平成新山との間を進む。時間がたっぷりあるので、深山を見ながらゆっくり休憩する。この深山は形成2年11月に噴火が始まったらしい。
この後、普賢岳へ登る、といっても休んだ所からほんの数10mだ。簡単に登れる山とあって、たくさんの登山者がいた。わたしたちもここでもゆっくりして、下山した。4時間ほどの登山だった。島原へ移動し、九商フェリーで熊本に渡り、内陸にある小国町の道の駅「小国」まで車を飛ばす。この日は汗をかいていないので、温泉は無し。
   道の駅「小国」泊
 
     
    
    
 11/22(日)曇り 
            涌蓋山(1500m) 一目山(1287m)
コースタイム
筋湯温泉駐車場(8:10)――涌蓋山登山口(8:30)――涌蓋山・一目山分岐(9:25)――(10:05)女岳――(10:20)涌蓋山(10:30)――(11:05)涌蓋山・一目山分岐――(11:35)みそこぶし山――(12:30)一目山――(13:20)駐車場
 筋湯温泉駐車場に車を停め、すぐに出発する。これが今回の九州の山旅の最後の山だ。しばらく車道を歩き登山口へ。ここから30分程で高原状に出る。気持ちいい高原を20分ほど歩くと涌蓋山と一目山への分岐に着く。ここには動物除けだろうゲートがある。これをくぐって涌蓋山への登りになる。だんだん急になり女岳に着く。一旦緩くなって、先ほどより更に急な登山道を15分ほど登れば涌蓋山の頂上に着く。北西の方から登ってきたと思われる登山者が二人いた。記念写真を撮り、行動食を食べ10分ほど休んで下山する。途中で登って来る人達に何人かで会う。このコースでは私たちが一番乗りだったようだ。
 分岐まで一気に下り、一目山へ向かう。みそこぶし山から振り返り見る涌蓋山が良い格好で私たちを見送ってくれる。このあたり、上り下りのほとんどない登山道を進む。マツムシソウが咲いていたのでパチリ。前方にはこれから登る一目山がしっかり見えている。登山者にも何パーティーかに会う。一目山から来たのだろう。
一目山の登りはほんの20分程だ。後から二人が登ってきていたが、それを待つまでもなく、我々は下山にかかる。下山中に子づれのパーティーを追い抜く。一旦車道にでて、再度登山道に入り駐車場へ戻った。天気も悪くなく、最後としては良い登山ができた。
途中で温泉に入り汗を流してから、明日は耶馬渓観光なので、その近くの道の駅「なかつ」へ車を飛ばす。
     まきばの温泉   道の駅「なかつ」泊
 
登山口
 
高原状のなだらかな道が続く

動物が入らないよう柵が

涌蓋山頂上で
 
こんな時期にタカネマツムシソウ

振り返ると涌蓋山が格好いい
 
向こうに一目山への道が
 
一目山頂上で
              最終日は観光
11/23(月)晴れ 
       青の洞門・羅漢寺・深耶馬渓・地獄めぐり
 最終日は耶馬渓観光とする。まず青の洞門を訪れる。ここは禅海和尚が、断崖絶壁で通行人が命を落とすのを見て、托鉢勧進で資金を集め石工たちを雇い、ノミと槌だけで30年かけて掘ったと言われている洞門だ。手彫りの洞門は人だけが通れる。
 
青の洞門

青の洞門
  次に訪れたのは羅漢寺。長い階段を登っていくと崖の下にたくさんの羅漢さんが祀られている。この羅漢さん、いくつもある洞窟の中に3700体以上もあるという。崖の下の五百羅漢は日本最古のものだという。一見の価値ありだ。
 
羅漢寺
 
羅漢寺
 たくさんの羅漢さん
  次に行ったのは深耶馬渓。駐車場から店の並ぶところを過ぎたところにある展望所から一目八景の耶馬渓の岩壁を見る事ができる。たくさんの人が来ていた。紅葉と相まって、見ごたえがあった。
    
   
  この後、車を飛ばして、大分に向かう。途中の別府で「地獄めぐり」をする。
海地獄、血の池地獄、坊主地獄など5つの地獄を回った。鬼山地獄にはたくさんのワニがいた。
地獄めぐりの後大分に移り、宴会と夕食用の食料を仕入れてフェリーに乗り、一回目の九州の山旅を終えた。

19:15大分港発 フェリー
11/24(火)6:30神戸港着=網岡宅=奥西宅=自宅

鬼石坊主地獄

海地獄

血の池地獄
 
白池地獄
 
鬼山地獄
  
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