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《承認山行》由布岳・杵築・別府の山旅
 山行日
参加者
2017.5・4(木)~7(日)
2名
 コースタイム 1日目 5月4日木曜 16時京都発~大阪南港~サンフラワーにて船泊
2日目 5日金曜7時別府港730~レンタカー高速道~湯布院~9:45由布岳登山口10:00~10:10合野越~12:00マタエ~12:43西峰~13:20マタエ~合野越~15:00登山口~レンタカー~16:20杵築・日向屋 宿泊
3日目 6日土曜 9:00旅館発~杵築城・酢屋の坂など市内観光~14:00別府市内観光地獄めぐり~17:00別府港19:00~サンフラワー 船泊
4日目 7日日曜 7:30大阪南港~10:00京都
 五月連休の由布岳の山旅は、昨年計画していたが熊本地震で1年延期し、今回の運びになった。移動の渋滞を考慮して、サンフラワーの船旅を楽しむことにした。現地では、レンタカー利用で移動。大分自動車道・九州自動車道の移動でほとんどの渋滞もなく移動できたが、サービスエリアや湯布院市内は車でいっぱいであった。
 由布岳登山口までに1時間ぐらいアルバイトをしてしまった。正面登山口の駐車場はいっぱいであったが、無事待つこともなく駐車することができた。小生たちが登りはじめていくと早朝に出発した登山者たちが下山してきた。由布岳も人気のある山で、次から次へと登山者に出くわす。追い抜かされることが多いが、中高年グループやファミリーメンバーなど出くわす登山者の訛りを聞くと九州のみならず、関西方面や外国人登山者も時折、耳にする。下山中の女性から、スミレに似た青紫の花の名前を聞かれた。小生に聞いても無駄であるが、千さんは、花の名前を探ろうと写真を撮っていた。合野越を越してマタエまでは、結構堪える上り坂だ。この山旅の前に愛宕山で事前訓練を30日やった。つづれ尾根コースを7:30発頂上10:00、12:00下山で訓練をやったのがよかったが、その日に伏見稲荷の神輿警備につきあい、結構疲れてしまった。これが、よかったのか、それほど苦にもならず、マタエまで無事登ることができた。マタエで休憩後、西峰まで 登ることにした。鎖場も有り。千さんは迷っていたが、折角来たのだからと奮起。三点確保を思い出し、西峰まで無事登ることができた。東峰も行く計画であったが、帰りのことと渋滞を考慮してあきらめ、正面登山口まで下山した。二人の山行も久しぶりだ。小生にとっても膝の調子も悪くならずに下山出来たのが何よりの収穫であった。
 下山後、湯布院市内観光をめざしたが、渋滞のためにあきらめ、高速道路を利用して杵築市内と本日の宿泊地日向屋旅館をめざす。1時間ぐらいで到着。別府湾や伊予灘を快適にドライブしながら景色を楽しむ。守江湾にのぞむ旅館からの別府湾の景色もいいが、干拓と作業場が近くにあり景観をそこねるが、杵築城とバックに見える鶴見岳や由布岳が見ものらしい。今回は、雲がかかり山の景色は望めなかった。旅館到着後、早速風呂で汗を流す。ひと風呂浴びて、夕食のご馳走にあずかる。海に近く、鮮度のいい刺身とカキ料理を賞味する。やはり、日本の山旅のいいところは、温泉と料理である。(スイス・アルプスの山旅でしみじみ思うもの)地元の酒を賞味する。酒がまわったところでひと寝入り。 翌朝、早朝5時前には目が覚める。景色を頭に留めようとスケッチする。墨絵である。墨絵で書くと何か、雪舟の絵の雰囲気を感じさせるところである。朝食終了後、杵築市内観光。この日は、杵築市青年会議所が主催で「お城まつり」があるときく。ゲストは、松平健、暴れん坊将軍である。杵築城・酢やの坂などをウオークする。観光客で賑やかである。京都市内の観光地とは、比較にはならないが、小京都である杵築市内は、賑やかである。昼前に松平健をはじめとして歴代の城主やお姫様や取り巻きが練り歩くイベントである。衣装をみると本格的な井手達であるなあと行列を見ると東映太秦映画村のスタッフたちがイベント一式を請け負っているのであることがうかがえる。言うならば、東映太秦映画村の杵築版のイベントといってもいいものだ。松平健も愛想を振り向け、観衆の写真撮影に応じ一時の気分を演出する。城下町周辺は、昔の街並みを残し、着物で歩ける町の観光を目指していると聞く。昼を過ぎて、別府市内の地獄めぐりを見学しようと別府へめざす。ゴールデンウィークで車も多く、観光客が多い。大分県もご多分にもれず外国人観光客の誘致をすすめている。韓国人や中国人、ホンコンや台湾人も多かった。立命館大学のキャンパスがあり、外国人学生も目立っている。別府観光を何度もきたことがあるが、大分空港や別府港があり、高速道路が整備され、結局別府市内は、旅行客の経由地になりひと昔の別府で逗留する事がなくなってきた感がある。小生も修学旅行や研修旅行で別府で宿泊したことがあったが、その時代とは違った状況だ。別府市内も混雑でゆっくりできず、湯けむり台と海地獄と足湯で別府の市内観光を終了とする。だが、せっかく別府へ来たのだから湯けむりの別府と鶴見岳・由布岳の景色をスケッチしょうと頑張ってみ、その願いが通じたのか、由布岳が最後に湯けむり台から望めた次第だ。
 夕方、レンタカーを返し、再びサンフラワーで船泊だ。帰りの船は、あちこち九州旅行にいった関西方面の客でいっぱいだ。おそらく、九重連峰などにいった登山者のスタイルをみているとテント泊とまりで楽しんできたのであろう学生らしい登山者を見受ける。翌朝大阪南港に到着。帰りの車の渋滞を心配することなく、快適な山旅であった。ただ、帰りの荷物が多くなってしまった。
  

  

  

  
 
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