電子国土基本図やカシミール3Dを利用しよう!
登山での『カシミール3Dの使い方』
 このソフトは無料なのが何と言っても魅力です。そして、兎に角、利用価値の非常に高いソフトであることは間違いありません。使い方は相当幅広いらしく、マニュアル本がたくさん出ています。管理者は全く読んでいませんが、分からない時にはネットなどで検索しながら、使って行くうちに色々使えるようになりました。以下は管理者が使っていく中で覚えた、登山で使う時に便利な方法を書いてみます。本来とは違う方法になっているかもしれませんが、それでも必要な場所だけ印刷したり、自分の登った登山ルートを報告書に添付したり、そのルートの標高差をグラフで表したり、拡大して登山道のないルートを見つけたりする時などで、大いに役に立てています。 

<インストール>(以下、→はクリックするという意味)
 明峯ホームページの「なかまリンク」の「お役立リンク」→「カシミール3D地図ナビ」→(カシミールのホームページに入り下にスクロール)カシミール3D本体の「カシミール3Dスタータキット(おすすめ)」(ここにもにリンクしてあります)或いはその前の「DOWNLOAD」→「ここからダウンロード」の後のアルファベット→アンケートに答え、下の「ダウンロードへ」→下の「留意事項に同意してダウンロード」をクリックすると下にメニューが出るので「実行」をクリック。
 ダウンロードが始まります。終わるとこれを許可するかどうかを聞いてきますので「OK」→「セットアップウイザードが現れ、次へ→次へ→同意するにチェック→次へ→はい→パブリックのドキュメントフォルダにチェックして次へ→次へ→次へ→インストールでインストールが始まります。
 これでインストールされました。デスクトップにカシミール3Dのアイコンが表示されています。無い時は、画面左下の○「スタート」→すべてのプログラムの中に「カシミール3D」がありますので、それをデスクトップにドラッグ&ドロップすると、デスクトップにアイコンが表示されます。
<使ってみよう>
富士山の地図が出てきて、その画面上にどの地図を使ってみるかの画面が出ます。国土地理院の「ウオッちず」を選びます。地図は一旦小さく(広範囲表示)していきます。マウスの真ん中のクルクル回るボタンを手前に回すと広範囲になります。適当な所まで小さくして、地図の上でクリックしたまま、欲しい地域が真ん中になるまで動かします。そして、今度はボタンを逆に回して欲しい地域を拡大していきます。どれくらい拡大できたかは上のツールバーの「表示」→「縮尺」で確認できます。「18000」は1/18000、9000は1/9000とい言うことで、ここには4500までしかありませんが、それ以上に拡大も出来ます。いろいろ拡大縮小して見てください。細かく拡大・縮小したい時は、地図の右側に縦に上から青・緑・黄・オレンジ・水色等と色のついたバーがあり、その中にハンドルがあります。それを少しずつ上下させると、さらに細かく拡大・縮小ができます。(但し、その左の灰色のバーの中のハンドルは地図を南北に動かすものですので、うっかりこれを上下させるととんでもないところに移動してしまいますのでご注意ください。下のバーも同様に東西に動かすものです。) 
 <ルート図を作ってみよう>
 地図上に登山道を書きたい時、書き始めたいところにマウスのポインタの先を置き、右クリックします。(これに限らずパソコンでの右クリックは、お役ちのツールが出てくるクリックですので、「何かの時、困った時には右クリック」と覚えておくと便利ですよ。)
 メニューが開きますので、下から3段目の新規作成→登山道を選びます。これでマウスのポインタの先から登山道を書くことができます。書きたいところにポインタの先を当て、次々とクリックしていくとドンドン掛けていきます。画面の外に伸ばしたい時は、その外へポインタを持っていくと地図が動きます。「間違って戻したい時」は右クリックして「一つもどる」をクリックします。いくつか戻したい時は、次々と「一つもどる」で戻していきます。描き終わって終了する時は同じく右クリックして「確定」を選択してください。「確定」を選択すると「ルートデータプロパティ―」の画面が開き、タイトル・色・線幅・線種が選択できます。これを好みで選択し「OK」を押すと確定します。
 削除したい時は描いた線の先の○にマウスを持っていき右クリックします。「ルートの操作」の上にポインタを持って行くと右にプルダウンメニューが開き、その中の「削除」でルートを削除できます。
 描いた後、ルートを少し調整したい(部分的に動かしたい)時は、描いたルート上の・(ルートを書く時クリックした点)にマウスの先を当てると人差し指の出た手形に変わるので、動かしたい点・をクリックしてドラッグ&ドロップします。そして右クリック「確定」を選択すると移動することができます。
 
カシミールで作った縮尺・磁北線入りルート図京大演習林大段谷山~赤崎谷西俣
(縮尺・磁北線の入れ方は次の項で)

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