《承認山行》東北の山「真昼岳・泉ヶ岳・船形山」
山行日
参加者
2024年4月22日(月)~27日(土)
5名(内会外3)
コースタイム 4月23日(火)晴れ 秋田・岩手県境『真昼岳』1059.4m 6h21m 10.1㎞
赤倉登山口7:50――8:30沢終了――9:10頂上に続く尾根に出る――10:30縦走路――10:51頂上11:24――13:43登山口
4月24日(水)曇り 羽後朝日岳 1376mの予定→中止
4月25日(木) 宮城県『泉ヶ岳』1171.9m 4h18m 6.1㎞10:3
泉ヶ岳駐車場8:25――9:05スキー場上――9:20平坦地――7泉ヶ岳頂上11:05――11:46お別れ峠11:55――12:41駐車場
4月26日(金) 宮城県『船形山』(御所山)1500.1m 7h59m 14.2㎞
登山口駐車場7:10――三光宮入口9:20――升沢小屋10:25――千畳敷11:23――11:37船形山頂上12:145――升沢小屋12:45――三光宮入口13:45――15:11登山口
  気が合い、力量的にも似た者同士の5人での春の山行は、ここの所、雪の東北の山々が続いている。計画はお正月頃から少しずつ考え、調べてきていた。

4月22日(月)晴れ 
  朝5時半に家を出発→On宅→Ao宅 八幡東ICから高速に乗ったのは8時頃。名神、北陸道、新潟中央で日本海東北道に乗る。この道はかなりの所で国道7号から高速化している。秋田県に入ると「雪の鳥海山」が東側に見えるようになる。思っていたより早くに秋田県由利本荘の「大内JCT」を降り、コンビニに寄ってから道の駅「おおうち」に到着。夕食はAokさんが作ってきてくれ、いつものように食べ、話し、車中泊となる。

4月23日(火)晴れ 秋田・岩手県境『真昼岳』
  朝早く起き東に向かって走り、大仙市の一丈木公園から真昼川に沿い「中の鳥居」に駐車する。鳥居をくぐると林道になる。いきなりお花が迎えてくれる。「キクザキイチゲ」「エンレイソウ」「アズマイチゲ」。登山口はわかりにくく、小さな紙の標識だった。
  沢沿いに登っていく。右、左にと沢沿いに生えているのは、なんと「コゴミ」ではないか。国江さんは大喜び。「採りたい!」と叫ぶが、「帰りに、帰りに。」と皆の声。「ヤマエンゴサク」も登場。こんなにたくさんのエンゴサクを見るのは初めてだった。「カタクリ」や「イワウチワ」も可憐な姿を見せてくれた。高山植物がこんなにいっぱい咲いているのは、やはり雪が融けて間もない山だからだろう。
  小さい沢だったが20数回渡渉して、やっと山道に入る。少し平らになると「石台」と書かれた標識に出会う。緑の森はやがてブナの森になる。「ショウジョウバカマ」や「フキノトウ」も顔を出す。頂上には祠があり、中を覗かせてもらうと、「三輪神社」と書かれた建物があり、賽銭箱までおいてあった。ここで座らせてもらい、休憩する。帰りの「赤倉分岐」と書かれた標識の下には、可愛いお地蔵さんがおられた。赤い帽子が傍に掛けてあったので、お地蔵さんの頭にかぶせてあげた。
  「マンサク」の木もあり、所々雪が残っている。可愛い花たちに別れをつげ、下山する。帰りに、安全な場所で、Ao夫婦は「こごみ」採りに励む。車の冷蔵庫に入れ持ち帰る予定。              ヒヤリハット・・・なし
  赤倉登山口から最も近い温泉を探すと「千畑温泉 サンアール」があり、ナビに入れ到着。サンは太陽 アールは3R(リゾート レクリエーション リフレッシュ)を指すとのこと。買い物(夕食の食材)をして、次の山「羽後朝日岳」を目指すべく一旦南へ。岩手県横手市の道の駅「さんないウッディランド」で宿泊。

林道奥駐車地を出発

初めは沢筋を登る

沢を離れ尾根に向かって登る

ブナ林が美しい

頂上へ続く稜線

真昼岳頂上の三輪神社

頂上から下界を望む

頂上で

下山中の標識の下の石仏

キクザキイチゲ

エンレイソウ

アズマイチゲ

マンサク

カタクリ
 
イワウチワ

ヤマエンゴサク

コゴミ
 
フキノトウ
 4月24日(水)曇り 羽後朝日岳 1376mの予定→中止
 今日は、昨年途中まで登ったが、参加者の装備不足(12本爪ではなく6本爪のアイゼンしかなく)で登頂をあきらめ、登れなかった山だ。R107号線から県道1号線で西和賀町の貝沢牧場を北に進み、登山口に着く。「キクザキイチゲ」や「ミズバショウ」咲いているではないか。そのうち天気が怪しくなってきて小雨が降りだしてきた。昨年、「コゴミ」や花がいっぱいあった所まで行こうと進んで行くが、先に行ったAoさんが戻って来る。「沢があって、普通のこの靴では渡れなかった」とのことだった。潔くこの日の登山はあきらめて、翌日に登る「泉ヶ岳」の登山口に行くまでに、Aoさんのリクエストの「奇跡の一本松」と「津波の伝承館」を見学しようということになり、陸前高田に向け車を走らせる。
 「奇跡の一本松」は塩水に浸かり枯れてしまい、今はモニュメントとして建っている。「東日本大震災津波伝承館」(国立)は開館以来5年がたち、71万人の人が訪れているという。パネルや写真、動画、被災した実物資料、被災者の証言など150点が展示されているほか、津波の実写映像などもあり、それぞれがゆっくり見学をした。昼食には、会館内のレストランで「海鮮丼」(お手頃な値段だった)を頂く。さすが海の近くだけあって、魚介類は新鮮で美味しかった。
翌日の「泉ヶ岳」登山に向けて、R4号線沿いにある、道の駅「三本木」にて泊まる。
4月25日(水) 宮城県『泉ヶ岳』
   R4号線からR457に乗り、R223泉ヶ岳スキー場にやっと着く。なかなかの距離であった。とても大きなスキー場で、駐車場が広いこと!びっくりする。路線バスがやってきて(この時期では朝から乗る人がいない)、すぐに戻っていった。
 準備をしてからルートを確かめ、歩き出す。スキー場の中をひたすら登る。リフトの終了点から等高線の間が少し広くなり、ほっとしながら登る。最後、標高差は320mで、急登が続く。「ショウジョウバカマ」「カタクリ」「スミレ」が咲く。頂上は石がごろごろある。
下りのコースはお別れ峠の方を取る。「大壁」と言われる下りは大きな石が続き、気が抜けない。ようやく平らな地に降りる。「ニリンソウ」が咲いていた。下に降りてもたくさんの道があり、ハイキングにはいいなあと思った。         ヒヤリハット・・・なし

下山してからの温泉探しが大変だった。近くにはなく、仙台市の北にある、富谷市に入りウロウロとさがす。大きな温泉施設の「ゆぽぽ」にやっとたどり着く。70歳以上は650円で、この日は男性の日になっており、630円で入れる。ゆっくりとお風呂に入り、近くの道の駅「おおさと」にて泊。
 
 
広い駐車場

スキー場を登る

平坦地を行く
 
お別れ峠への分岐(いくつかある)
 
泉ヶ岳頂上で

頂上から下り始める
 
大壁を下るAoさん
 
お別れ峠

カタクリ
 
ショウジョウバカマ

ニリンソウ

 4月26日 宮城県『船形山』(御所山)
  昨年計画していたが、除雪がしてないのでは?ということで、急遽登れなかった山だ。今回は入念に調べ、除雪済みということで、東北最後の山として臨む。
  登山口は「旗坂キャンプ場跡」。出発しようとしていると、作業着姿の男性が、「これからトイレに水を通すから、帰りには利用できますよ」と。水洗トイレとのこと。林道から上がり、階段を上る。1.5㎞歩くと「一群平」に着く。周りに「タムシバ」の樹が目立ってくる。白い花が美しい。さらに登山道を登っていくと、脇に白くて小さい花火のような感じの花がずっと咲いている。ひょっとして「オーレン」ではないかとつぶやくと、Aoさんが早速調べてくれ、やはり「オーレン」だとわかった。こんなにたくさんの「オーレン」を見るのは初めてで、感激する。
  2.7㎞地点は「鳴清水」とある。頂上まで7.5㎞なので約3分の1の距離だ。いよいよ雪が現れる。残雪期なのと良い天気なので、雪はグサグサになり先頭は潜り気味になるが何とか足を取られずに歩ける。このルートにはずっと番号が付けてあって、スタートは30であった。次々に数が小さくなっていく。雪も量が増え土の所が減っていく。「三光の宮入口」という標識があり、少し上に建物がありそうだった。ここであと3.9㎞。
  番号13位から、長い長いトラバースになる。歩いても歩いても、雪の斜面が続く。皆、しんどそう。やっと着いた「升沢小屋」は赤い屋根で、こじんまりとしている。積雪期用の梯子もあった。Hsは少ししんどくて、先頭のHkに「もう少しだけゆっくり歩いて」と頼む。長いトラバースがようやく終わるかと思うと、遥か前に、頂上への雪のない道が見えてきた。「千畳敷」の分岐に着く。標識には山頂まで0.7㎞、泉ヶ岳に至る15.5㎞、登山口へ至る6.3㎞、と書かれている。昨日の泉ヶ岳までの縦走路だ。最後の頑張りで頂上に到着。出発してから約4時間。手前には避難小屋があったが、ぐるりと周りを歩いても玄関はわからなかった。三角点と立派な木の標柱が立てられていた。ゆっくり休憩し下山する。8時間行動の一日であった。
ヒヤリハット・・・なし
  
 
ゆるい登山道を登

雪の斜面の長いトラバース

升沢小屋
 
升沢小屋から登る
 
千畳敷 頂上はもう少し

頂上小屋
 
船形山頂上で

頂上からの眺め
昨日の泉ヶ岳方面

雪面を下る

長いトラバースを戻る

不動石
 
タムシバ

オーレン

イカリソウ

     下山後の温泉は、昨日と同じ「ゆぽぽ」にする。さて東北の山行も終わったので打ち上げをしようということになった。どこにしようかと色々相談するうちに、仙台で夕食を食べ(その間、車は近くの駐車場に置いておく)、その後、お酒を飲まないAoさんが運転して、高速のSAで寝るという案に決まった。

27日(土) On宅、Ao宅に寄り夕方には自宅に帰った。この後は、楽しい登山や観光も6月の末からの北海道の山までお預け。
  健康で歩けるうちは、まだまだ5人での山行は続けていきたい。山に登るのは楽しいが、計画を立てるのも楽しい。インターネットや本、ヤマップを見たり読んだりするのはドキドキする。それを計画書にし、どうやって行くのか、道路地図でさらに検討。北海道の後の山行はどうするのかもワクワクだ。
  
inserted by FC2 system