《例会》生駒山(642m)
山行日
参加者
2024年3月7日(日)晴れ
9名
コースタイム 近鉄京都駅==大和西大寺==生駒駅9:13――9:40宝山寺駅9:43――10:04東屋で休憩10:20――10:47生駒山10:53――10:58鬼取山11:03――11:15 P展望台で昼食11:35――-11:53暗峠11:57――13:03南生駒駅==生駒駅==大和西大寺==京都
  公共交通機関を使った例会をと、近畿の山を調べていて、私が登ったことのない「生駒山」が目につき、行動時間が4時間くらいと適当だったため企画した。公共交通機関を使う場合、どんな交通機関でつないでいくのか、時刻と料金はどうなのかと調べるのが大変だが、反面知らなかったことがわかり楽しみでもある。
  今回、非会員の方の参加とあって、参加の皆さんには声をかけてもらうように頼む。Yさんは子どもさんが小さい頃、生駒山の遊園地へよく連れて行って遊んだと思い出話をしてくれた。どんな所なのか楽しみして生駒駅を出発。駅からは生駒山頂上近くまでケーブルも出ている。
  アスファルトの道からすぐに階段が続く。ずうっと上りばかり。登っても登っても、先がまた階段。皆、ええーっと言いながらも登り続けている。両脇には民家が建っている。所々には道路が通っており、駐車場があるものの、この階段を毎日登ったり下りたりしながら暮らしているのかと、想像だけで大変だなと感じる。途中で出会った住民は「私らは山なんてよう登らん」と言ってはいるが、足腰は鍛えられているのだろう。ようやく石の階段が終わるが、地道になってもジグザグは続く。
  ケーブルカーの梅屋敷駅では、山上駅からケーブルカーが降りてきたので見ていると1両で、すれ違いはない。子ども向けに動物をあしらった車両もあるらしい。山上駅に着くと頂上を目指し歩く。開園は16日からとのことで、たくさんある乗り物などはまだ動いていなかった。
  皆でこの公園の中にあるという三角点を探す。ありました、ありました。子ども向けの電車のレールが敷かれている中に。小高い丘になっているのか、周囲が見渡せる1等三角点だった。多くの人が写真を撮っていた。ここで私達もパチリ。誰かが「猫がいる!」と言うので、線路の方に目をやると、ふっくらとした三毛猫が。ひょっとしてここに住みついているのかな。この公園には「日本最古の大型遊具 飛行塔」がある。現在は新しくなり、以前の朝ドラ「舞い上がれ」にも出ていた。平坦な道を歩き出すと、まあ、たくさんの電波塔が並んでいる。「ABC」「MBS」「TBS」「NTT」等。
  雨の影響で少しぐじゃぐじゃになった道を下るとパーキングがあり、大勢の人が周りを見渡していた。私達はそこで昼食をとり、それから周囲を眺める。遠くアベノハルカスが高く見える。葛城山・金剛山も。生駒山から続く山並みが一望できる。久しぶりに葛城山にも花の頃に登りたいなと思った。
  ここから「日本の道 百選」になっている「暗峠」を目指し下る。道はしっかりしており20分位で峠に到着する。ここで大阪府と奈良県の境になる。「菊の香に くらがり登る 節句かな 松尾芭蕉」と書かれた手拭いが石に掛けられていた。脇には茶屋もあった。
  石畳の急な道をぐんぐん下っていく。梅が咲いており、その香りを楽しむ。途中には乗馬を楽しむ施設が造成中であった。里山を十分に味わった後は、田舎の道をかなり下る。住んでいない家や、もう使われなくなった田んぼを見ながらの下山であった。町へ下ってからもかなりの時間歩き、ようやく「南生駒駅」へ到着。よい天気のなか、非会員のMさんも楽しめた様子だった。
帰りの電車の中でMさんと色々話し、入会するとのことで、みんなで拍手。また、山を楽しむ仲間が増えました。
ヒヤリハット・・・なし
 
登っても登ってもまだ階段が

やっと山道に

頂上公園の中に1等三角点

三角点の前で記念写真

飛行塔

三角点近くにいた猫 
住んでいるのかな

展望台で 
アベノハルカスも見えました

暗峠の道は「日本の道百選」に
指定されている

そこここに梅の花が
いい匂い
  
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