《届出山行》庄部谷山
風力発電予定地を見
山行日
参加者
2022年6月9日(木)
4名
コースタイム  山集落登山口7:20~山分岐8:55~芦谷山10:02~庄部谷山分岐10:27   P831・10:47~庄部谷山11:55着12:25出発~芦谷山14:10~山分岐15:28~登山口16:25           
                                      歩行距離15,4km  高低差1233m
 らくなん山の会5月号らくらくで  第25全国自然保護講座㏌滋賀 
<300年生きたブナの森を伐採する美浜・新庄ウインドファ-ム発電事業の問題を考える> 一部抜粋・野坂岳~庄部谷山の尾根筋には、胸高周囲300cm以上、300年生きたブナの巨木が50本以上あります。このブナの巨木が風力発電計画事業の下に伐採されようとしています。後は猛禽類の生息地とか豊かな自然が破壊されれば再生は極めて困難等、森の番人として山家はどうすべきか、と言うことが書いてありました。詳しくは5月号を。
靴を濡らして沢を二回渡り第一鉄塔からは朝早くから太陽が照り付ける中、足場の悪い登山道を登る。途中ヤマアジサイや可憐な山百合が咲いていた。ブナの巨木が左右に見えだすと稜線もすぐだ。山分岐で一本立てる。北には野坂岳が目の前に見える。我々はブナ林の登山道を南に、時々熊よけの笛を吹く。(Tさんは用を足している時に熊と出会ったらしい)
 小さなアップダウンを繰り返して芦谷山へ。所々に巨木が立ち並ぶ日陰で爽やかな登山道を庄部谷山分岐に着く。三国山方面と別れ、広い雰囲気の良いブナ林の尾根をなだらかに下ると、鞍部からの登りは一変して小木が道を塞ぐ中、テープを頼りに問題のP831に。巨大なブナの木が切り倒され、ソーラーパネルの付いた鉄塔が立ち、林道がどこまでも続く。
 尾根筋の登山道を歩くが、横には林道が。登山道もブツブツに切れて林道に出るため、疲れと共に登山意欲が無くなってきたが、何とか小鳥の囀りを聞きながら庄部谷山に着く。この山はTさんが美浜方面から周回コースで歩いているのを聞いているので、一度は行ってたために、距離は有るが分かりやすい尾根歩きの、山集落からにした。
 風力発電が何基出来るか知らないが、木々が切り倒されないうちに美浜方面から登れる様に、地形図を見てみます。
核心部分のみ
                                                           ヒヤリハット・・・なし
  
  
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