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《例会》北山 雪の雲取山~雲取北峰
山行日
参加者
2021.2.20(土)晴れ
12名
コースタイム   H折宅発8:15―-登山口発8:46―-9:00寺山峠9:16―-京都産業大学稜雪荘9:42―-10:10雲取峠10:17―-10:30雲取山10:50―-11:07雲取北峰11:12―-(緩やかな尾根)―-12:05(二ノ谷と一ノ谷の間の林道)―-一ノ谷出合11:26―-登山口13:09―-13:30H折宅着
  今年雪山は初めてという仲間が殆どの例会、Y井号・S村号でH折宅に着き、登山口に向かう。
 いつも稜線沿いを歩くのだが、林道ができてからは、眺めが良いので林道を歩いている。皆、雪山装備で林道歩きを楽しんでいる。右手には花脊別所の家々や山の家が見え隠れする。
  林道終点からは少し登ると稜線沿いの登山道に合流する。まもなく左手に「京都産業大学稜雪荘」という看板が掛かった大きな小屋が現れる。この小屋を通りまた登山道に合流。少しのアップダウンで「ハタカリ峠」。ここからはS村リさんにトップを歩いてもらう。リさんと一緒の山行では、必ず一部分をトップで歩く経験をしてもらうことにしている。トップで歩くと視野が広がり後部に続く人への配慮も身に付く。
  尾根を周るように歩くと雲取峠(フカンド峠)に着く。一ノ谷からの道が入ってくる。まだ誰も歩いてはいないようだ。倒木がひどい道を登り下りし、頂上に到着する。頂上からは二ノ谷と三ノ谷へのへの道が出ている。二ノ谷へ少し下ると6月下旬から7月上旬にはナツツバキ(白いつばきの花が咲く)を見ることができる。また、4月下旬から5月中旬にかけては、登山口までの川沿い、一ノ谷から二ノ谷、三ノ谷への川沿い、二ノ谷から雲取山の途中にある「立命館大学ワンダーフォーゲル部小屋」の周りでは、たくさんのクリン草を楽しむことができる。
  頂上から雲取北峰へと進み、遠く比良の山並みを眺めた。蓬莱山や武奈ケ岳が美しく聳えている。以前は名前が付けられていなかったピークだが、「花脊山の家」が名付けた峰は眺めが良く、しばし楽しむ。
  いよいよ今日のメイン、北峰から出ている緩やかな尾根下りだ。林道への最後の50mのきつい下りをうまく下れるか。トレースのない雪の上を歩くのは気持ち良く、皆ルンルンで足を運んでいる。P829で尾根が二つに分かれているので、ここで左の尾根を行かないとだめ、右へ行くと二ノ谷出合へ降りてしまい林道歩きが長くなる。傾斜も少し強くなり皆慎重に下っていく。最後50mの下りになると今までにない傾斜で、足元も雪と枯れ葉で滑りやすく一歩一歩気を付けながら歩く。
 やっとのことで全員が林道に降りると誰ともなく拍手が起きる。なかなかの下りだったが、皆、無事に降りることができた。皆さん、初歩の雪山歩きだったが十分楽しめたかと思う。1月から3月まで、京都・福井の雪山を例会で企画したもののコロナ禍で中止になったが、なんとか雪山を経験してもらうことができ良かった。
ヒヤリハット・・・なし

林道から稜線への登り

雲取峠からの雲取山への登り

雲取山頂上

雲取北峰から比良連峰を眺める

いよいよ下りが
 
きつい下りを降りると林道
 
  
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