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《例会》皆子山 南尾根~皆子山~西尾根
山行日
参加者
2020.6.21(日)晴れ
21名
コースタイム 8:52登山口発(大原百井 北山修道院横)―-9:31 P819―-9:55 P889 10:05―-10:20西尾根との合流点10:30―-11:05皆子山11:30―-西尾根との合流点――12:56前坂峠
 非常事態ア宣言が解除され、やっと山に登れるとあって次々に申し込みがあり、車6台に参加者が21名。縞無産の息子さんが初めての参加で嬉しい。
 鞍馬~百井へ、大見で参加者を降ろし車4台を下山の前坂峠まで置きに行く。登山口は北山修道院の横。今は修業する人もなく廃墟になりつつある建物横から登り始める。
 薄暗い林には「ギンリョウソウ」が咲いていた。P819までは急登が続く。久しぶりの人も多いが、皆頑張って登った。
 班を3つに分け、リーダーを決めその指示のもとに先頭で歩く人を決める。先頭の人はメンバーの歩き具合を見ながらペースを考えて歩く。P819でしばし休憩する。所々にテープで目印がつけてあり間違えることはない。
 P889までは少し登ったり少し下ったりとそれまでと比べると歩きやすい。周りを眺める余裕も出てくる。梅雨の中の晴れ間でミドリガ美しく鮮やかだ。目指す皆子山も見えてくる。標高926で西尾根と合流する。大休止。ここにはたくさんのテープの印がある。
 皆子山というと京都府の最高峰だ。北山には900mを超す山々が多い。私はかなり前に滋賀県の方から登ったが、沢沿いは今の時期ヒルが多いのではということで、U田ヨさんやT舟さん達が登ったという修道院横からの南尾根を登り、西尾根を下るというコースを計画した。
 下山口の前坂峠をもっと奥に行くと尾越という集落に行きつく。大見も尾越も人は住んではいるが冬には集落を下りる。道路の除雪をしないため住めないのだ。尾越からさらに奥に行くと峰床山の登山口に着く。
 合流点から35分で皆子山に着く。この道も緩やかで気持ちがよい。頂上からの見晴らしは素晴らしい。比良連峰が望め、北には武奈ヶ岳がその美しい姿を見せてくれた。二人連れがいるのみで、ここでゆっくりと昼食をたべ写真を写す。4月初めから新型コロナウィルスの拡大防止のため生活が大きく変わったことを改めて考え、何とか山に登れるようになったことをうれしく思う。
 下山は南尾根との分岐まで戻り西尾根を下りる。下見でも間違いかけたところでやはり間違いかける。地図と磁石を見ながら歩いていたA木さんは「何回も間違えた」と言っていたが、他の人がヤマップを見ていて分かったので、ヤマップはすごいと思う反面、ヤマップに頼りすぎては地図や磁石をもとに読図をするという力が着かなくなるのではと思う。
 前坂峠まで下山し、車に分乗し修道院まで戻る。
 緑いっぱいの自然林の中を歩き、元気が出た山行であった。
ヒヤリハット・・・なし

元北山修道院横が登山口

葉緑素がない「ギンリョウソウ
 
P819までは急登
   
P819からは緩やかな道が続く
 
西尾根との合流点まで来るとホッと
 
 
頂上からは武奈ヶ岳が
 
西尾根では2か所で間違いかけ
 
白い釣鐘状の花が可愛い
ネジキの木
 
久しぶりの登山に皆大喜び 平和でないと
登山ができないことを再確認
 
  
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