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《届出山行》金剛堂山 (富山県礪波市利賀村)
山行日
参加者
2019.9.28(土)曇り
2名
コースタイム 27日(金)道の駅「荘川」にて仮眠 
28日(土)6:53金剛堂山登山口発――8:10片折岳――8:55登山口から4㎞――9:19金剛堂山(前金剛)着 9:27発――10:07奥金剛着 10:10発――10:48金剛堂山着 10:58発――11:48片折岳――12:44登山口着
  何年か前から二百名山や三百名山に時々登るようにしている。今までに行った事の無い土地の山々を登ろうと考えると、一から探すより二・三百名山を狙うのがいいと考えての取り組みになった。
 今回は富山県礪波市の利賀村(現在は町村合併で利賀になっている)の金剛堂山を目指した。前夜に北陸道の砺波IICから降り、道の駅「荘川」で仮眠をしてから朝5:30頃に利賀村を目指すが、ナビで利賀を探しても出てこず少し迷う。何とかルートが分かり車を進める。深い渓谷の中を国道471号線はカーブやスノーシェッドをいくつも通り、峠を越えてようやっと村に着く。
 登山口は村の端にあり、上百瀬という所まで行く。ここには立派なトイレがあり、手洗い用の水がふきでている。赤い橋を渡って登山道に入っていく。始めは緩やかだがだんだん傾斜が出てくる。1㎞ごとに標識があり、道はしっかりと踏まれている。登山口から4㎞という標識から金剛堂山までは、登っても登っても遠かった。
 金剛堂山は、前・中・奥と3つのピークがある。前金剛堂山を普通『金剛堂山』と言い、家族連れなどはここまでの往復が多いらしい。
頂上にお堂があり大きな方位盤が置かれ、360度に見えるだろう山々の名前が書かれている。剱岳から穂高の山々、御嶽山、白山等、曇り空ではどの山も見えない。
 頂上から少し下ると、なんと中金剛山から奥金剛山への稜線が少し色づき、下草は草紅葉になり美しいではないか。思わず「きれい!」という声が出る。迷わず奥金剛への道を辿ることになった。
 中金剛へ行くまでには池塘があり、近くには大きなヒキガエルもいた。雰囲気的にはまるで蒜山のなだらかな縦走路を歩いているようだった。前金剛に着くまでは見晴らしのない山だと思っていたが、頂上からの景色は一変する。
 奥金剛から折り返していると、次々に登って来る人達に出会う。ぐるっと回る道もあるのだが、長い林道歩きなので、皆往復にするらしい。あと2週間もすれば素晴らしい紅葉が目を楽しませてくれるだろうと、前金剛でしばらく休む。
 ここからは登山口まで、休みなしで下った。2時間弱かかり足が疲れた。途中では家族連れも登ってきていた。富山の人達にとっては故郷の山で愛着のある山なのだろうと思う。

 登る前に看板のあった「天竺の湯」に向かう。大きく立派な建物で宿泊ができ、日帰り温泉もやっている(利賀村の物なのかと思ったが大第3セクターのようなところが経営しているとのことだった)。
 レストランの営業が14:00までなので先に食事をした。おろし蕎麦と岩魚焼き定食を頼んだ。蕎麦はコシがあり,定食のご飯が抜群に美味しかった。利賀村には芸術村という施設があり,毎年演劇祭をしているらしい。また、大きな民宿がたくさんある。今も大勢の人が来るのだろうか(土曜日だったが村を歩いている人はほとんどいなかった)。村に来る途中には道の駅があったが、トイレのみ使えるようにしてあって、建物自体は締まって久しいようだった。人口500人という規模の村だが、驚いたのは大きな箱物がいろいろあって(元スキー場もある)、これでやっていけているのだろうか、不思議な村だった。
ヒヤリハット ・ ・ ・ なし
 
     
    
  
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