《届出山行》今年も富士山へ
山行日 参加者	８月５日（土）～６日（日） ４名（内会外３）
「やはり、一度は富士山へ」と一緒に行くことになり、事前に愛宕山に登ったり、装備、登る時の注意、高山病への注意等々説明。当日を待ったが５号台風の迷走で直前まで迷った。３年前に登った時、やはり台風が九州にあり、頂上では大変な暴風雨でほうほうの体で下山したことがあった。高い山では気象が予想を超える事を知っていたので、各種の天気予報を調べ決行した。 新幹線で静岡下車。ハイウェイバスで富士五合目１１：１０着。台風のために控えた人が多かったのか、思ったより人も多くなく、天気も快晴。日差しもそれ程強くなく最高の登山日和となった。昼食を済ませ１２：３０過ぎより登山開始。 出来るだけゆっくり歩くように指示するのだが、初めての妻はペースが掴めず早々にバテてしまった。空気の薄さに対応出来なかったようで、ひいひい、ゆっくりゆっくりで元祖七合目に４時近く到着。「愛宕山と全然違う。勾配がきついし、長い」高橋夫妻は軽い高山病か「少し頭が痛くて二日酔いのようだ」との事。でも皆食欲もあり心配なさそう。山小屋もこの時期なのにゆっくりで８時前に就寝。 　１２時頃ご来光を頂上で迎える人たちが起きだすが我々はそのまま４時前に起き準備出発。快晴。３人の体調は昨日とあまり変わらないがよく寝られたとの事。また、ゆっくりゆっくりと歩き出す。八合目でご来光を拝す。頂上まで未だだが、妻をなだめすかして兎に角ゆっくりで８時前に登頂。浅間神社奥宮参拝。７０歳以上の高齢者名簿に記帳。妻は今年から該当者だがあまりのしんどさに感激なしとの事。 　剣ヶ峰、お鉢巡りをして下山。予定では御殿場口より下山、宝永火口プリンスロードを通って富士宮五合目のコースであったが、この日御殿場口コースを使っての富士山登山駅伝が開催。多くのチームが参加。特に全国各地の自衛隊チームが出場、応援の自衛隊員で一杯。通行禁止ではないが、走者とすれ違うので避けたほうが良いと言われ、富士宮口に無事下山。 　３人とも初めての富士山でかなりしんどかったようで「もう一度？」と問うと「考える」との返事であった。私としてはお鉢の魅力は圧倒的で、作品にしてから改めて見ると、また違って見え、虜になった感じである。しばらく富士山登山を続けるつもりである。