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《届出山行》岡山県の山々
 山行日
参加者
2017年9月1日(金)~3日(日)
4名(内会外2名)
 本来なら奥穂南稜と畳岩に行く予定だったが、前日の奥穂の頂上の天気予報は雨と強風。これでは行ってもしかたないと、急遽、天気がまだましだった西に変更。奥西さんの提案で岡山の山々に行くこととした。ところが奥西さんの家に着く直前に天気を再チェックすると180度違って、奥穂の頂上は快晴・微風。「ウソだろう」と腹が立つが時すでに遅し。仕方ない。奥穂南稜等は来年にするとして、岡山の山々を巡ることにした。
8月31日(木)
20:30 O西宅――21:00 A岡宅――23:30頃 道の駅「あわくらんど」泊
O西とA岡国をピックアップして、後山の近くにある西粟倉村の道の駅「あわくらん」まで車を飛ばす。前祝をして就寝。

9月1日 岡山県最高峰「後山」と「駒の尾山」
8:31 駐車場発――8:34 登山口発――9:48 後山・駒の尾山分岐――9:54 船木山――10:12~25後山――10:41分岐――11:17~34駒の尾山――12:10 分岐――12:59登山口===奈義町「観光案内所前駐車場」泊
 最初の山は岡山県最高峰の「後山」と尾根続きの「駒の尾山」。後山キャンプ場からの出発となる。そこまで林道を車で移動し、すぐに出発する。まずは後山の近くで駒の尾山側にある船木山を目指す。炭焼き窯跡を過ぎると尾根になり、一登りで分岐に着き、右に摂るとすぐに船木山に着く。眺望も非常によく気持ちいい。
ここから尾根を20分ほどで後山だ。1344mもあるが登山口が700m程なので、案外簡単に登れる。しばし休憩後、船木山に戻り、駒の尾山への縦走にかかる。
 駒の尾山は遠くに見えているが、いくつかのアップダウンで、ほんの40分足らずで着く。気持ちのいい縦走路だ。奥穂の無念さもあって、かなりな速さで歩く。駒の尾山の頂上は大きな石が輪に並べてあって、まるで環状列石だ。
 振り返ると「後山」からの縦走路が見渡せる。時間も早いので、ゆっくり休んで、来た縦走路を分岐まで取って返す。
キャンプ場を下ってすぐのところにある「愛の村」で大きな日帰り温泉に入り、明日の那岐山の登山口である奈義町へ移動する。ホテル「花折」で宴会となる。
 

   

   

    
9月2日
8:15 登山口発――8:23 B・Cコース分岐――8:565合目――9:29 8合目――9:40~9:50 那岐山――10:07 神仏ポイント3――11:07滝山――12:25那岐山の家――12:44 神仏ポイント2――13:01 神仏ポイント1――13:42B・Cコース分岐――13:45登山口             道の駅「久米の里」泊
 那岐山は、この冬に他の3人が屋久島に行っている間に花折敬が単独で計画したが、天気が悪く中止した経緯がある。3つのコースがあるが今回はBコースを登って、Cコースで下って悔いる計画だが、ただこれを回るだけでは短か過ぎるので、滝山まで縦走して戻ってくることにする。駐車場にはすでに何台か車がある。我々の先に出た人たちはCコースを登ったらしい。Bコースを登る間、誰にも会わなかった。
 この4人は足が揃っているのでとにかく速い。それも一度も休憩することなく稜線に出て、那岐山の頂上まで登ってしまう。この時点ではガスで、いい眺めであるはずなのに、生憎展望はきかない。
 Cコースに入ると登ってくる人にたくさん会うようになる。少し下ったところに神仏ポイントと書かれた看板がある。どうやら大きな岩にかみさんの名前が彫ってあるようだが確認できなかった。
 那岐の家から滝山への縦走路に入る。このころからだんだんガスが晴れ出す。振り返ると那岐山がその全貌を見せ始めた。
 縦走路の途中に東屋もあり、登山道もよく整備されていて、良く登られていることが分かる。いくつかのアップダウ運で滝山に着く。ほんの一時間ほどのコースだ。展望も良くなり、気持ちいいルートだ。頂上には展望台があり、360度の大展望を楽しめる。
 ここから那岐の家まで戻ってCコースを下る。下りには2カ所の神仏ポイントがある。大きな岩に神の名前が彫ってあった。
 上りに分かれた登山道のB・Cコースの分岐を過ぎ、登山口着、13:45.この後、津山市を通り過ぎ、鏡野町にある「瀬戸川温泉」で汗を流し、道の駅「久米の里」でこの日も大宴会となる。 
   

  

  

 9月3日
 7:45 登山口発――8:34櫃ケ山5合目――9:19櫃ケ山8合目――9:34櫃ケ山――10:33五輪山――11:04竜頭の滝下山路――12:00竜頭の滝――12:09下山
 最終日は櫃ガ山に登る。別名「湯原富士」という。美作三湯の一つ「湯原温泉」のある湯原町から登る。登山口の車道脇に車を止めて、登山を開始する。入り口には「登山口」の大きな看板がある。我々は東からのコースを登り、竜頭の滝へ下るコースをとる。登山道わきには、各号目にきちんとした看板が立ててある。あまり登られていないのか、草の生い茂りがひどい。
 途中、花折忍先頭で歩いていると、向こうに何かがいる。突然「ガオー」とうなって去って行った。「熊だ」。びっくりすると同時に戻ってこないか怖かった。奥西さんが笛を吹きながら登る。ガスの中だったが2時間ほどで頂上に着く。このコース、フシグロセンノウ・タカネナデシコ マツムシソウなど花が多く、楽しませてくれる。
 ここから星山へ続く稜線を縦走するのだが、今日は京都へ帰らなければならないので、980mのピーク「五輪山」までで戻ってくることにする。櫃が岳からは40分ほどだ。
 戻って竜頭の滝への下山コースに入る。竜頭の滝はほぼ下の方で、国道からもすぐに登ってこれる登山口に近いところにある。両側の岸壁が切り立っているなかなか迫力のある滝だ。
 「湯原温泉」で汗を流し、帰路に就いた。穂高は残念だったが、いい山行ができた3日間だった。  
   

  

  

  

 
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