8月に行った「鉢伏山」の西に在る「但馬妙見山」へ出かけた。全国にも数多くの「妙見山」の名前の山は多いが、平安末期に栄えた妙見信仰による。
この山の麓にある名草神社には、かって出雲大社に建っていた三重の塔(出雲様式で重文)で有名。その隣には、天然記念物「妙見の大杉」(現在は切り株が保存されている。)がある。
ガイドブックには、石原からの案内が載っているが、ひたすら車道を歩くコースなので、大ナル登山口まで車で入り、妙見山~名草神社の周回コースにする。
今回の参加者は5名。8月8日の中国道廻りを避けて、京都縦貫道を利用。時間の短縮を考えたが、綾部JCTで舞鶴道分岐を通り過ぎた、時間のロスをしてしまった。
八鹿氷ノ山ICを下り、道の駅但馬楽座でトイレ休憩。国道9号から県道267号で大ナル登山口の駐車場に車を止め、案内看板の大ナル新道を辿る。途中、閉鎖されたキャンプ場の管理等(と思われる立派な建物)を通り過ぎ、キャンプ場跡の看板を右に尾根に取付く。山頂までの間に出てくる、樹木のプレイやクイズを楽しみながら気持ちよいコースです。更に、大きな切り株があっちこっちにあり、元はもっと自然豊かな山地だった様子が伺える。切り株から樹木の種類は判別できないが、おそらく日本海側の杉の切り株と思われる。歩き始めて丁度昼に山頂に着く。三角点は表示の在る場所より左側の草の中に在った。山頂は少し先の樹林に囲まれた所に在った。此処で昼食。下りは三角点の所まで戻り、妙見新道を妙見峠まで下る。峠には十三と刻まれた二体の石仏が安置されていた。此処で今日初めて登山者と出会う。十数名の同じ年ごろに団体さん。彼らは近くの宿で泊るそうです。峠の石仏は名草神社まで続いていた。
名草神社には、檜皮葺の三重の美しい塔が経っていた。その横に「妙見の大杉」の切り株と倒木した杉が置かれていた。後は、舗装された車道を大ナル登山口駐車場まで戻り、「奥香の湯」へ向かうつもりだったが、時間も時間のなので近くの但馬楽座天女の湯に向かう。此処で汗を流しゆったり道の駅で買い物後、来た道を京都へ向かう。
ヒヤリハット:なし |