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《承認山行》朝日連峰 大鳥池~以東岳~大朝日岳~祝瓶山
 山行日
参加者
2017年7月31日(月)夜~6日(日)
1名
 コースタイム 31日(月)京都・八条口21:30発(夜行バス)→
1日(日)JR鶴岡7:55~9:00発→朝日庁舎前9:37着~9:45発(タクシー)→泡滝ガム10:50着~11:00発→冷水沢吊橋12:00~12:15→七つ沢滝沢吊橋12:45~12:55→小休13:50~14:00→大鳥池14:25着
2日(月)起床5:00~6:20発→小休7:20~7:35→三角峰8:10~8:30→オツボ峰10:15~10:30→以東岳11:10~11:30→中先峰13:00→狐穴小屋14:15
 3日(火)起床5:00~6:20発→三方境6:55→寒江山7:30~8:15→竜門小屋9:20~9:50→竜門山10:15→西朝日岳11:30→水場(金玉水)12:50~13:10大朝日小屋13:30
4日(水)大朝日岳5:40→平岩山6:45~7:00→分岐8:20~8:30→大玉山10:20~10:35→赤鼻分岐11:30~11:45→小休12:10~12:30→小休12:45~12:51→小休13:05~13:15→稜線合流点13:30~13:40→祝瓶山13:50~14:00→稜線合流点14:10~14:20→一の塔14:35→小休15:10~15:20→水場16:05~16:20→角樽小屋分岐16:45~17:00→大石橋吊橋17:10~17:30→民宿さとう18:10
 5日(木)民宿前バス停8:20→JR小国8:58~11:48発→JR新潟13:34~夜行バス22:05発6日(金)京都八条口6:05着
 31日(月)  30日~4日まで恋の岐川の沢登りの予定が天候不順で予備日程の13日からに変更。8日~15日まで朝日連峰縦走の予定を早めたいので天候を確認していると2日~6日まで急によくなった、31日の朝に天候の確認をして、今年から始まった鶴岡行の夜行バスが取れたので出発。

1日(火) 雨~曇り 夜中に雨が降りだす。のろのろ台風の動き次第で週末の5日6日に天候が崩れる可能性があるので、1日の旅館朝日屋泊を止めて、バスで朝日庁舎に行き、タクシーで泡滝ダムに入る。私の先に9時頃に単独のおじさんを降ろしたそうです。大鳥川を右に見ながら細い登山道を行く、雨が降ってきたので傘を差すが樹林で必要はなかった。冷水沢の吊橋に到着すると、おじさんが雨具などを干しながら昼食中、単独男性が下山してきた。七ツ滝沢ノ吊橋までは意外に早かった。この登山道は小さい谷が多いのでコップを持っていれば水分補給できる。七曲りのくねくね道を登り詰めると大鳥池はすぐに着いた。テーブルでくつろいで大鳥池をしばし眺めてのんびり休息して小屋に入った。今日の客はおじさんと二人。2階を一人で陣取って就寝。

2日(水) 霧後晴れ 小屋を後にするとおじさんが三脚を設置して撮影中。湖面に山が逆さまに美しく映っている。私もパチリ。ブナ林を行き、森林限界を過ぎて三角峰に到着。水を汲みに行くが出だし下りにくい岩場を降りて雪渓の上に出る。雪渓の切れ間のズリズリの所を降りて水を汲む大変な水汲みだった。稜線歩きは、お花畑が始まり薄いピンク色のヒメサルリが群生していた。絶滅危惧種で時期的には遅いのだが雪渓が残っていたのが幸いしたようです。撮影に忙しく中々進まない。岩稜の尾根を登り詰めオツボ峰を目指すが標識は無かった。遠くに改装中の以東小屋が見えで大工さんがうろうろしている。30分ほどで200名山の以東岳到着。昨日雨の中狐穴小屋まで行かれた男性二人が大鳥へ戻って行った。その後もお花畑と360度の展望を堪能して狐穴小屋到着。小屋前には水が溢れ出ていた。カメラの調子が悪く撮影できなくなり写真もダメになった。17時前に昨夜、旅館朝日屋に泊まった伊豆の単独女性到着。夕食後に管理人さんの行為で泊り客と親睦会で楽しいお話が始まる。日が暮れてからヘッドランを点けて20キロの荷物を持ったおじさんが無事に到着。泊り客6名になった。21時に就寝。

3日(木) 朝霧~晴れ 狐穴小屋を起点に以東岳や大朝日岳をピストンされる方が早朝に出発。おじさん、女性、私はのんびりと出発。三方境でおじさんを追い抜き、寒江山では女性に迎えられておじさん到着までおしゃべり。西朝日岳を眺めながら竜門小屋に到着。小屋前に水が引かれている。ゆっくりして出発。西朝日岳から大朝日岳が眺めながら、中岳に到着すると女性から水に余裕があるなら分けてほしいと頼まれ500ml分けた。大朝日岳小屋直下に金玉水の水場があり稜線を3分程下って7㍑持って15分ほどの急登を登って小屋に到着。大朝日岳にはガスが掛かってしまった。今日は空いているそうで一人1.5人分ほどは確保できた。明日は民宿しか泊まる所がないので電話するが夕方にやっと連絡が付き登山口まで迎えに来てくださるので林道歩きの2時間40分が割愛できた。おじさんが16時過ぎに到着。おじさんは78歳で25年間、冬の八ヶ岳にツエルト泊で入って写真を取り続けていて、友人が山の開拓者などそうそうたる方でした

4日(金) 晴れ 4時半に出発予定が寝坊して一時間遅れ。水を2㍑もって、残りはおじさんと女性に分けた。大朝日岳はガスの中で展望なし。ゆるいアップダウンで平岩山に到着、分岐を右に取り、稜線を辿る。前方に丸い山頂の大玉山が見えるが、標高が1500mを切り出すと暑くなり疲労感が早く水分補給回数が増える。休憩ごとにうちわで扇いで体を冷やす。赤鼻分岐に到着、ここから今日の難関2時間の登りが始まるが水の心配が出てきた。熱中症に対策にゆっくり歩き体温を上げない様にしたが中々祝瓶山が姿を出さない。朝日連峰は2年に一度草刈りをしていて今年は草刈り年で道を見落とすことなくありがたい。細い稜線で休憩していると、山頂から下山してくる鈴の音が近づいて来た、登山者はいないと思っていたのでびっくり、稜線に水場が在ったか聞くと、(地図上にあるが場所を勘違いしてみていた)後2時間の下山だからと水を1リットル程分けてくれた。祝瓶山荘から直登ルートを上がってこられたが三点支持が必要な岩稜で大変だったと言っていた。少し歩くと祝瓶山が見えた30分位で登れそうだが15分でごとに休憩してうちわで扇ぐを三回目で祝瓶山に通じる尾根に出た。休憩後に空荷で出発して祝瓶山(300名山)に登頂。300名山は登り応えがありました。これで朝日連峰を三泊四日で一気に終了。お迎え時間の15時30分には間に合わないので民宿に電話を入れるとご親切に17時30分に変更してくださった。携帯で写真を取っ手すぐに下山してしまい、360度の景色を見忘れた。
時間に余裕ができたのでゆっくり下山。水場では一気に1リットル程飲み干して、おじさんに貰ったお汁粉を食べて落ち着いた。角樽小屋分岐で休憩していると青年が登ってきた。吊橋で一気にブヨが黒山の様に来るので網は持っていますかと親切に教えてもらった。自作のハッカ油虫よけスプレーを掛けて平坦な広い道を下る。吊橋手前で虫よけ網を被り、登山シャツを着て渡ったがハッカが効いたのかブヨは一匹も来なかった。時間道理お迎えが来た。予定した民宿は泊まれなくお迎えだけ来てくださり、別に予約した民宿サイトウに送ってくれた。最近の登山者は自家用車で来るので泊客はいないそうです。四日ぶりのお風呂をゆっくり入って、夕食は6000円なのに盛沢山でびっくり。

 5日(土) 朝に新潟発の夜行バスが取れた。民宿の前がバス停。JR小国駅では熊の駅長さんがお出迎え、乗り合わせが悪く3時間弱待ちして新潟へ、お蕎麦を食べ、新潟まつりが行われていたのでお祭り広場で遊んで、夕食は有名な富すしで寿司を頂くが、ネタが薄い、値段的にはこんなものか。19時45分から「まちなか音楽花火」が信濃川であるので一時間前に河原の中央の一番前に陣取って待つ、20数年ぶりの花火はすごく進化して頭上に大きく開き迫力満点で登山終了後のおまけはいいものでした。レンタカーを借りて摩耶山(300名山)もついでに行く予定でしたが免許証を忘れて中止に。山行中は毎朝霧が掛かりましたが今年の天候不順の中良い天候に恵まれて良かったです。
 
    

    

  

  
 
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