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《例会》大台ケ原・日出ヶ岳(1695.1m)と堂倉滝(850m)
 山行日
参加者
2017.5.26(金)~27(土) 天候 ほぼ晴れ 一時小雨
4名
 5月26日(金)
 9:00京都駅のイオン横に集合して出発。順調に高速を乗り継いで12:00大台ケ原駐車場に着く。各自準備を終え 12:30登山開始。元気のあるうちにと思い、シオカラ谷から日出ヶ岳を目指す。シオカラ谷へ降りてちょっと水遊び。ゆるゆる登りながら シャクナゲ満開の中を行く。大蛇嵓はパス。尾鷲辻から正木ヶ原へ感嘆の声を聞きながら山頂に15時着。小休憩。
 大杉谷へ向けて降りていくと、やはり今年はシャクナゲが満開でトンネルだ。色も濃くて嬉しい!シャクナゲ平で小休憩をとり、シャクナゲ坂の階段を下り、堂倉避難小屋と粟谷小屋への分岐に着くが、ノーマルルートで行く。
 避難小屋を見てもらいたかったが 雨が降って来たので明日に回し、林道を5分も歩くと、17:10粟谷小屋に着いた。早速乾燥室に干し物をして、薪のお風呂に檜の香り付で風呂に入る。あ~ぁ、いい気持ち!次は泡が待っている。なんと!いっぱいのご馳走で、夜は普段米飯を食べないが、次から次とご馳走が並んでよそったご飯を食べきれなかった。管理人は変わられていたが、とても気の良いご夫婦で、親切にして頂いた。ひとしきり女4人が口々にしゃべりつくしてシーン・・と静まった。そこで管理人のおじ様が「あ~!やっと静かになった」と言われたのがおかしくて皆大笑い。なんだかもっと甘えてみたい気になった。素泊まりの2人づれが雨の中到着されてこれで私達と合わせて 2組がお世話になる。
 部屋に引き上げても、何かと口だけは良く動いて 笑ったり怒ったりしんみりしたり。21時に消灯になったがそれでも暗い中 口だけは動く。廊下灯は消えないので安心。21:30就寝

5月27日(土)
 3:30 小屋前に出て星空を仰ぐ。森だから広がりは狭いが輝きは変わらない。4:30に小鳥のさえずりで目が覚め6:00に朝食を頂き 6:50発。林道を進んで 堂倉滝へ降りていく。昨日よりは道は悪くなるが皆が歩いて踏み固められており、斜めになった敷石も乾いていてなつかしく降りた。皆のペースはゆっくり気味だが安全第一。
8:30 先程から水しぶきの音を響かせていた堂倉滝に着いた。河原へ降りて大休憩。巻き上がる釜のミストが風に乗って私達に覆いかぶさる。この広い空間の壁面は新緑の濃淡が飾り、その中央下から幾筋ものあふれる水の流れが堂々と飛び込むように滝壺へ落ちている。今回、その滝裏の岩場が水量によっては オオカミが顔を突き出して大きな目で見ていると初めて宿で知った。精霊の滝だそうだ。鼻はわからないが確かにオオカミが見えた。またまた感激!
 次の滝 与八郎の滝を目指すと眼下に澄み切った宮川の流れが白い岩で囲まれて光っている。あんな所に浸ってみたいものだ。2番目が隠れ滝だが 水量が少ないのか滝らしくなかった。このあたりからササユリの筈だが今年は遅れているらしい。お約束の折り返し時間9:30まで進むことにして 光滝近くまで行き皆に見てもらえたので戻る事にした。
 あとは登りが待っているだけと誰かが言うが、森の中を多少の岩場も交えて登って行くのは私には楽しい。あまり離れないようにして林道に出、宿に荷物を置いて行ったら、と言う管理人おじ様のアドバイスで置いた荷を取りに行く。びっくりしたのは鞄一つづつ位の置き荷物が各自から一つづつ出てきたことだ。やれやれ。私もよく言われたなぁ。軽量化。
 又 ノーマルルートから登り始め昨日パスした避難小屋も中を見てもらい、あまり離れないようにしながら登った。しんどいと言いながら話が弾んでいる時は 歩く事に集中してもらった。M岡さんは足が攣りそうだとの事。BCAA3000mgを飲んで本人持参の漢方も飲んでもらう。Y本さんは今回登山靴の中敷きを入れ忘れたそうで足が痛いとの事。T高山さんはテンポ良く歩かれているようで景色にも目が行くようだ。「なんて段差の大きい所なんですかね!」と言う人がいたので それは段差を歩幅小さくする足掛かりは一杯あるのにあなたがそれをみつけられないだけや、と言っておいた。私には段差があってもちょうど良い所に足掛かりや手がかりがあって、ありがたく思えて仕方ない。
 シャクナゲ平で休憩し、迷いようのない道を進んでシャクナゲが満開の中を進み、14:45山頂に着いた。展望台に上がり、眺望を十分楽しみ、駐車場へはサブリーダーのY本さんが良く知っているのでお任せして先に進んだ。彼女は学生時代のワンゲル部であちこち行かれているがこの大台も大荷物を背負って上がってきたらとっても気に入り、後日桃の木小屋までピストンもされている。昔の吊り橋を渡っておられるのだ。景色は今と随分違うだろうが、それでも満足されているようで企画した方としてはとても嬉しい。
 15:30駐車場について留守本部の忍さんに連絡したら 今大台に居てバスに乗ったとの事!ヤサカバスが3台止まって居たのがそうかしら?帰りに風呂へ入ろうとしたが 入之波にも道の駅ホテルにもふられて、自宅温泉で我慢してもらう事に。一路高速を乗り継いで京都で解散。19:30自宅に戻った。
ヒヤリハット:なし
 

 

  

 
 
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