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《例会》福井 奥越 経ヶ岳
 山行日
参加者
2017.3月24(金)夜~25(日) 晴れ
3名
 コースタイム 24日(金)19:00国際会館==21:00「PA 北鯖江」(仮眠)
25日(土)5:00PA発==5:50元六呂師スキー場―― 6:18スキー場発――9:20保月山――9:40折り返し地点――13:15スキー場着
 昨年の同じ時期に敬司と二人で登り,自然保護センターの方へ降りると,福寿草の群落があり可愛い花を見て楽しんだ。スキー場では土筆がいっぱい出ていて思わず積んだ。今年はどうかと例会に組んだところ,N居さんが参加してくれ楽しいものになった。
 昨年とは大違いのスキー場の様子に驚く。花脊の自宅の周りにまだ雪が残っているように,スキー場はたっぷりの雪だ。潜るかなと思ったが,下は固まっていてワカンなしの壺足で登り始める。スキー場の上部から眺める荒島岳はさすが百名山,凛としていて美しい。最後のリフトからは細い尾根を登り1時間ぐらいで林道に出る。
 ここから結構な上りが続き保月山まではなかなか着かない。先行者は3人。みな単独の男性だ。保月山の少し手前で休憩をとる。保月山からの荒島岳は見ていて飽きないくらい雪で加賀谷開いている。以前に坪山さんと荒島岳に登った際,向かいに三角形の美しい山があり,通りかかった地元の人に聞くと,「経ヶ岳」とのこと。「荒島よりずっといいよ」とも言っておられ,それから何度も登りに来たが,雪の多い時には途中で引き返した。 
 紅葉前の時にも訪れた。今回はどうかなと考えながら,保月山からは尾根が細くなるのでアイゼンを付ける。しっかりと締めて私がトップで歩き様子を確かめる。
 右手には雪庇が張り出しているので,右に寄りすぎないように慎重に登って行く。すると先行していた男性が戻ってくる。牛岩からは行けないので下山するとのこと。以前女性だけで登った折に無理だなと戻った所かと思い出す。
 そこまで行くと,小さいが三角にとがったピークがある。これが牛岩なのか。敬司が見に行く。「あかん,あかん。向こう側は絶壁や」私も恐る恐る見に行った。確保しようにもラストはどうやって降りるのか。ましてや今回はピッケルを持ってきてない。相談をしてここまでとする。
 それでも敬司は「ちょっと見てくるわ」と言って右側から降りていく。「下から回ったら行けるで」でも,ここまでで歩き始めて4時間がたっている。それとここからはだれも歩いてないため,ラッセルでかなりの時間がかかることは必至だ。やはり無理と景色を十分楽しんだ後下山する。
途中で男女のペア,6,7人の山岳会のメンバーと出会い言葉を交わす。両パーティとも牛岩を超えていくらしい。牛岩の辺りで相当時間をくいながらも越えた様子。どうやって行ったのか。
 林道で休んでいるとヘリコプターが飛んできてかなりの時間ホバリングをしていた。牛岩の辺りだ。敬司は何かあったに違いないと想像をめぐらしていた。
 帰りは雪が腐っているのでワカンを付けて下った。好天の中荒島岳・経ヶ岳の素晴らしい真っ白な峰を眺めての登山はとても良かった。
ヒヤリハット・・・なし (翌日感想と共に送られてきたN居さんからの連絡には,敬司の想像通り事故があったらしいと書かれていた) 
  

  

    

  
 
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