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<届出山行>三重嶽~武奈ヶ嶽縦走 
山行日 2017年2月4日(土) 
 参加者 2名
 コースタイム 石田川ダム(7:40)――(8:40)三重嶽(登山口)――(11:00)三重嶽――(14:00)武奈ヶ嶽――(15:30)石田川ダム 
 先週行った三十三間山から見た「三重嶽」が大きく見えた。あのどっしりした山に登り、ついでに武奈ヶ嶽まで縦走したらどうだろうというように話が大きくなって、U田嘉さんに留守本部をお願いして家を出た。
 石田川ダムまでの林道は除雪されていた。ダムサイトに駐車して出発するが、既に京都ナンバーが一台止めてあり、一人のトレースがある。すぐにワカンを履き林道をたどる。10分ほど歩くと「三重嶽・武奈ヶ嶽」との標識が出てくるが、これではない。どんどん奥へ奥へと歩く。40分ほど歩いてこの辺りではないかと思う橋のところで、前のトレースは左から入ってくる谷の右岸を奥へと登っている。我々もそれをたどりかけるが、これでは川を渡渉しなければならないだろうと思い、戻ってさらに林道を進む。しかし、それも違うようだと再度戻って先のトレースを行こうということになる。ところが橋のところで「三重嶽」の標識を見つける。これかと登り始めるが急だ。それに雪が緩み始めて潜る。ハーハー言いながらやっとのことで尾根に出ると、先の人のトレースがあった。
 ここから尾根を外さないように北東に、さらに北にどんどん登る。686mあたりから尾根は緩くなるが、三重嶽は遥か先だ。807m越えて950mへ。ここが三重嶽かと思いきや、頂上は更に左に大きく迂回して続く尾根の先だ。緩い頂稜をひと頑張りで975mの頂上に到着する。先のトレースはここから南東に下っているが、後の林道歩きが大変だろう。先週登った三十三間山が西側に見える。広い頂上だ。休憩もせずに写真を撮ってすぐ出発する。来た道を戻ることも考えたが、天気もいいので予定通り縦走に入る。
 南西に大きく下り、さらに南に方向を変えて下る。頂上から330mほど下ることになる。踏み跡は全くない。この下りとその先の登り返しがあるために、ここを縦走する人は殆どいないのだろう。
広いところもあったりしてルートはこれでいいのかと不安になるが、こんな時スマホの「ヤマップ」の地図は心強い。これからは好むと好まざるにかかわらず、このような時代になるだろう。もちろん読図も出来なければならないが、安全を第一に考えるなら、素直に利用するべきだと思う。
 武奈ヶ嶽への登り返しを考えるとゾッとするが、足を前に出していれば到着するだろうと、どんどん高度を稼ぐ。812mの次のピークが下山する尾根になるのだが、それを確認してさらに遠くに見える武奈ヶ嶽の頂上を目指す。
ここから25分で頂上に着く。南から来た山スキーのトレースが残っていた。360度の大展望だ。我々が来た尾根がしっかり見えている。かなりきつい縦走だったが、来たかいがあろうというものだ。堪能して下山にかかる。
 戻って先に確認した尾根を下る。下るにしたがって雪が緩んで、潜って潜って大変だったが下りは速い。林道に出る所では藪をつかんで強引に下った。後は林道をダムサイトに。8時間と久しぶりにしっかり歩いた。朽木「てんくうの湯」で汗を流し帰宅した。
   

  

  

  
 
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