先月の小谷山・己高山に続いて、湖東の山は3座目。何れも雰囲気のある良い山。JR二条駅を定刻に出発。志賀途中を超え、湖西道路で道の駅マキノ追坂峠でトイレ休憩。奥琵琶湖トンネルを超え木ノ本へ、8号線を南下石作神社の交差点で左折し365号に乗り、高時川に架かる阿弥陀橋を渡り、田川の交差点を左折、265号を道なりに進むと谷坂トンネル。車一台が通れる狭いトンネルを超えると草野川に架かる橋。この先のT字路を左へ、郵便局の交差点を右に、道は狭く対向車を気にしながら進むと大吉寺の駐車場に到着。岐阜ナンバーの車が2台止まっていた。
出発の準備をして、早々に歩き始める。苔むした雰囲気のある参道を進むと「大吉寺の本堂」お参りを済ませ、本堂裏の登山道を進むが、すぐに倒木に道を阻まれる。「の先も倒木が多いのかな」と少し心配をしながら急登を進むと「鉄塔」が現れる。ここで服装のチェック。此処から先標高596mまで急な登りが続く。尾根は明瞭でルートは間違わない。596mのピークから750m付近の「大岩」まで更に急登が続く。景色は冬枯れの木立の間から琵琶湖が見えて気持ちの良い登り。ただし、足元は落ち葉で安定しない。
大岩の処で小休止。少人数なので結構早く登ってきた。地図で位置を確認し先に進むが、南東からくる尾根の合流点まで、更に急登が続いていそう。河村さんは、四点指示で登ってくるが、途中バランスを崩し、滑り落ちる場面も。
やがて、尾根らしき所に到達するも、登山道がわからないので、コンパスで方向を見定め山頂に向かう。暫く藪こきをしていると「声」聞こえてきたので、その方向に進むと、10名くらいのパーティーとで会う。
此処から不明瞭ながら登山道を進むと10分程で山頂に到着。昼食前に記念写真を1枚。多分、木々の生い茂る季節は、展望があまり良くないだろうな~。そんな山頂でした。山頂から北を望むと、行ってみたくなるような景色が広がっていた。
昼食、南東に延びる尾根を進む。780mにピークを越え、標高750m付近から西北に向かって急坂を下ると、池に出会う。ここから先が、大吉寺の遺跡が順々の出てくる。覚道上人入定窟..あか池・元池・塔跡・鐘楼跡・本堂跡・手洗鉢・仁王門跡、頼朝供養塚には寄らずに下る。
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